「Another アナザー」感想-とりあえず映倫は仕事しろ

こんにちは。

今日も「残穢」に絡めて映画紹介。
残穢では作中に「私」(竹内結子)の夫・直人(滝藤賢一)が出てきますが、これは私のモデル=原作者の小野不由美の実の旦那さんに当たる綾辻行人がモデルになっています。

綾辻行人はミステリー作家なのですが、奥さんの小野不由美がホラー作家なので、それに影響されてかホラーを書いてたりします。しかも小野不由美の地元大分がモデルらしいです。
それが今回紹介する「Another アナザー」です。
ヒロインは残穢にも出ていた橋本愛が、主人公は今や大人気山崎賢人君です!


  • 製作年:2012
  • 日本公開日:2012/8/4
  • 上映時間:109分
  • 監督:古澤健
  • 出演: 山崎賢人、橋本愛、袴田吉彦、加藤あい他
  • 概要:転校してきた榊原恒一(山崎賢人)は病院で見崎鳴(橋本愛)と会う。後日見崎鳴と再会するが、彼女はクラスメートだけでなく担任からもいないものとして扱われていた…

評価:2/10(橋本愛可愛い)
オススメ:グロいのがいける方

多分、みなさん予想してた評価だとは思いますが・・・

さて、この映画は本気で語るところがないのですが…
それでも2点あるのはひとえに橋本愛が可愛いからに他なりません。

ポイントは特に無いです(待て
以下適当につらつら書きます。

※以下愚痴(本作のファンの方いたらごめんなさい) 

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そもそも原作はホラー要素を入れたミステリーです。
そのために「クラスのルール」とかがあったりしたのに、本作は全部破綻してしまっています。酷い。

また、本作の一番のオチ、死者は誰かというのは死者の正体と同時にその人物の別の面が同時にわかるという巧妙な叙述トリックが使われており、作家の綾辻行人の凄さを感じるものなのですが、そこは見事に映像化出来てません(テレビアニメ化の時点で既に酷いことに) 。

あとはアニメではグロのオンパレードだったのですが、それを見習ってか本作もふんだんにグロシーン満載です。
グロシーンの度にJKが悲鳴上げるのでまぁ、劇場で観た価値はあったのかなと。
なぜ本作がPG12(12歳未満は保護者の指導が必要)止まりなのか不明です。

また、アニメは一定の評価がありますね。
私は人生で2番目ぐらいに嫌いなテレビアニメになりましたけど(ちなみに1番は艦◯れ)。
いとうのいぢさんのキャラは確かに可愛いけどそういう問題では無いだろ。
まぁ、実写版の本作は橋本愛という女神がいるので。管理人も豚だった。
見崎鳴は普段表情を表さないキャラなのでふとした時の表情がたまらないです。橋本愛鑑賞映画でした。

余談ですが、原作者の綾辻行人は残穢の登場人物のモデルだけでなく「文豪ストレイドッグス 外伝」のキャラのモデルにもなっています。
「文豪ストレイドッグス」はアニメ化も決定した昔の文豪(太宰治とか芥川龍之介)が異能を使って戦うという中二病患者大歓喜の設定なのですが、
外伝は原作者自ら書き下ろしのまさかの現代作家でやってしまいましたという名作。
表紙の綾辻行人(左)、京極夏彦(右)、辻村深月(真ん中)と大好きな作家陣が出てるということで、「残穢」観た帰りに買ってきました。これから読みます。

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