ガルパンはいいぞ!(挨拶)
さぁ、チケット争奪戦の末、ガルパン4DX版観てきました!
もうね、最高。それしか言えない。
→作品自体の感想はこちら。
さて、ガルパンでも再び脚光を浴びることになった4Dですが、
私も今さらながら4Dについて色々語っていきます。
10作以上4Dを観てきた人間としては今までこの手の記事が当ブログに存在しなかったがおどろ木ももの木さんしょの木(死語)です。
4Dはもはや説明不要、映画の動きに合わせて
ガルパンこと「ガールズ&パンツァー 劇場版」はわずか30ほどのスクリーンながら4D公開と同時に興行収入ランキングベスト10に返り咲き(通常版の全国公開はなんと11月)、
去年公開の「ジュラシック・ワールド」はTOHOシネマズ新宿のわずか1スクリーンだけで興行収入1億円を叩き出すといった事も起きております。
4Dは鑑賞料が高い分、興行収入の伸びにも一役買っているわけです。映画業界の救世主ですね。
ここで最初に言っておきたいのが、2Dの映像でも4Dと呼称しているため、すべての映像が飛び出す3Dではありません。
目が悪い、3Dは酔うからちょっと…って方も一部作品は安心して観れる場合があるので、必ず事前に確認が必要です。
そんな4D以下で詳しく解説します。 本当に今さらな解説ですけど…
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さて、4Dの基本動作としては大別すると以下の動作があります
- 座席の動き
- 水
- 風
- 匂い
- 劇場効果
◯座席の動き
まず、一番の基本動作として席自体が動きます。
映像に合わせて上下左右前後に動きます。車の振動や、宇宙や空で漂っている感じも体感できます!
俯瞰するようなシーンで前に傾いたり、逆に見上げる構図で後ろに傾いたりします。
続いて背中からの衝撃です。基本的に登場人物がボコボコにされたりふっ飛ばされたりした時ですね。
そして背中に加え、座席下からの突き上げ(MX4Dのみ)もあります。背中に加え、お尻、ふとももでボコボコにされます。
また、首の辺りから空気が勢いよく飛び出します。
銃撃戦で弾がかすめるシーンなんかが多いですね。
ふくらはぎ部分にも衝撃がかかるティクラーがあり、勢いよく小石が飛び散ってきたり、何かが這いずりまわるなんて演出を体験できます。
◯水
実際の映画に合わせて水がかかってきます。
MX4Dは水自体が特殊で自然と蒸発するように工夫されているみたいですが、
4DXは作品によってはそのままびしょ濡れなんてことにも…
また4DXはこの演出のみオンオフの切り替えがあります。それ以外のエフェクトはMX4D、4DX共に切ることはできません。
◯風
風はスクリーン全体に吹く風と顔に直接めがけて吹いてくる2パターンが用意されています。
前者は外で風を浴びたり、空を飛んでいる感じを、
後者は突風や爆風を受けた時の感じです。
◯匂い
匂いは匂いです。ほとんどの映画が草木や弾薬、油の匂いを出しているらしいです。
らしいというのは、私もよくわからないからです。何か匂うって事自体はハッキリわかります。
なお、MX4D版は肘掛け部分から発生するのに対し、4DXは座席の後ろから出るので、4DXで匂いを体験したい人は一番前に座るとあまり感じない場合があります。
◯劇場効果
上記の4つは主に鑑賞者一人ひとりに向けた演出ですが、スクリーンそのものや劇場全体を狙った演出もあります。
・フラッシュ…スクリーン両脇が光ります。電気や爆弾等の爆発的な光、カメラのストロボ等で発動します。
・フォグ…霧です。それ以上でも以下でもありません。
・スモーク…煙です。基本的にはあまり主張しませんが、ガルパン4Dはやり過ぎだ。
・雨・雪…4DXのみの演出として、そのまま雨、つまり濡れる演出、そして雪もあります。スクリーン全体に雪が降ります。
・シャボン…同じく4DXのみの演出。シャボン玉が飛んできます。
4Dをちょっと調べた方はMX4Dと4DXって何が違うの?って思った方も多いと思います。
演出の効果自体は上記で書いた通り、MX4D版のみ座席の突き上げ、4DXのみ雨や雪、シャボン玉の演出があるという違いがあります。
また、MX4Dがシートの突き上げや背中からの打撃、足元へのトリッカーの刺激が強いものの、シートの動き自体は4DXの方が激しいです。MX4Dが衝撃重視、4DXが動き重視ですね。
また、MX4Dが席がプレミアムシートレベルの上品さと大きさで深く腰掛けることができるため揺れても振り落とされない一方、人によっては深く掛けると足が浮く場合があるので注意です。
逆に4DXは普通のシートなので、座席の動きの激しさと相まって場合によっては座席から放り投げられそうになります。
あとはMX4Dの座席自体が特有の革の匂いがするため、それが気になる方もいるみたいなので注意です。
4DX
MX4D
それから3.5D的ポジションのD-BOXについても一応説明。
イオンシネマのみにあるもので、日本上陸は4DXよりも早いです。
座席の動き及び座席全体へのバイブ効果のみとなっています。これでも十分楽しめますが、4Dを知ってしまったらこれでは物足りないかも。
特徴としては座席の激しさをボタンで調整できます。アトラクション大好き人間の私は最強一択なんですけど…
また、D-BOXは専用のスクリーンはなく通常のスクリーンに設置されているため4D専用のスクリーンと異なり、ULTILA+ドルビーATMOSといったハイクラスのスクリーン・音響設備の恩恵を受けることが最大のメリットです。
ただ、D-BOXシート自体が後方にある映画館が多く、せっかくのULTILA大画面を楽しめないのですが…
あとこれはD-BOXを利用する以外の人のデメリットなのですが、D-BOXシート付近に座ると座席の駆動音が結構気になります…
D-BOX
□座席について
さて、座席なんですが、MX4Dも4DXで4席で一組になっています。
なので、 4席の左右の端を狙うと左右の揺れを大きく体験できます。どのサイトでも言われてますよね、そうですよね…
で、ここからはどのサイトでもあまり語られないのですが、 オンラインで座席を取る時なのですが、
4席毎に隙間が開いているのですが、これ、必ずしも通路じゃないって事です。
4席一組をわかりやすく表示しているだけで、同じ列だと実際は物理的に席がくっついてなくても距離的には真隣な場合がほとんどです。
これを知らずに通路横と勘違いして取った挙句席の動き激しくて文句言ってる人を見かけたことがあるので、本当に注意してください。
後半は作品レビューを一挙に紹介します。お楽しみに。
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