皆さん突然ですがヒーローは好きですか?
私は大好きです。
今日は先月BD・DVDが出た「アントマン」 を紹介します。
- 原題:ANT-MAN
- 製作年:2015
- 公開日:2015/9/19
- 上映時間:117分
- 監督:ペイトン・リード
- 出演:ポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、コリー・ストール、マイケル・ペーニャ、ティップ・”T.I.”・ハリス、ボビー・カナヴェイル、デイヴィッド・ダストマルチャン、マイケル・ダグラス他
- 概要:ダメ人間だった男が小さくなれるヒーロー・アントマンになって悪と戦う
評価:8/10
オススメ:アクションが好きな方、ちょっとクズなぐらいがぐらいがちょうどいい方
この映画は「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」が個人的に不完全燃焼すぎてモヤモヤしていたところに現れた清涼剤です。
ありがとう、「アントマン」。
にとり的ポイントは
- ちょいダサこそヒーローの美
- 史上最小の戦い
- 今後の活躍
です。
いつも通り以下解説です。
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1.ちょいダサこそヒーローの美
まずは主人公のスコット・ラング(ポール・ラッド)についてですが、
窃盗罪で服役後の開幕出所スタートという素晴らしい幕開けから始まります。
奥さんとは離婚し養育費が出せなく娘とも会わせてくれなくなります。
頑張って再就職するも、前科があることを知られクビになる…
冒頭で散々なスコット。
で、お金をかせぐ最終手段は…やはり盗みなんですよね。
なんかここらへんのクズっぷり、個人的には好きだなぁ(しみじみ
こういうダサい部分があってこそ活躍の部分というのも光ると思うんです。
※ちなみに原作の初代アントマンはもっとクズらしいです。
再び仲間と盗みを行おうとするのですが、盗みの先の豪邸にあったのはただのスーツ…
しかしそれを着ると体が小さくなってしまうのです!
そう、アントマンの誕生というわけです。
豪邸の主はハンク・ピム、実はアントマンになる人物を探してわざと屋敷を開けてセキュリティを突破する人間がいないか待っていたというわけです。
あ、ちなみにこの方が原作の初代アントマンです(ぇ
そして、スコットは娘のためにアントマンになります。
そしてアントマンの技術を軍事利用する敵・ダレン・クロスと戦うことになります。
この作品はとにかく伏線を巻いて、それを綺麗に回収するストーリーが優秀すぎて、
カチッっとハマる感じがパズルゲームみたいな興奮を覚えます。
泥棒仲間が後々活躍したりとか妻の再婚相手の警察官とか一つ一つの要素が伏線で後半の戦いで活かしてくれるのが嬉しいです。
ぶっちゃけ、マーベルヒーローの映画作品で一番できたストーリーとすら思います(他作品はアクション全振りなところありますし)
また、マーベルヒーローの関係性は本編中はかなり薄く単体で楽しめます。本編でS.H.I.E.L.D.やヒドラといった言葉は出てくるものの知らなくてもOKです。知ってたらニヤッとはできます。
一応最後のオマケで怒涛のマーベルヒーローラッシュがあります(ついでにスタン・リーも)ので、アントマン自体も加わっていくのもよく分かるのでもちろんマーベルファンにも嬉しい作りになってます。(そういう関わり方なのか!って)
2.史上最小の戦い
もう一つはこの映画は久々に3Dじゃないと勿体無い映画です。
最近のは割と3Dじゃなくてもって映画多かったりするのですが、この映画は3Dはマストレベルで推したいです。
それが予告編でもある縮小したアントマンの世界です。
小さい世界の視点での3Dは自分達もミニマムの世界にいるような体験ができます。
機関車の上とか、敵の会社に突入した部分、あとはアリですね。
全然言ってなかったんですけど、本作はアリという萌えキャラが出てきます。
アントマンの能力の一つがアリを使役できるというもので、アントマンはアリ達と共に戦うんです。
虫がよほど嫌いじゃなければこいつらがなかなか愛嬌あってすごい好きになれるやつらです。
最後とかアリで泣けますから、ガチで。
そんなアリ達も3Dで迫力満点です。
3.今後の活躍
アントマンですが、ちゃんとマーベルヒーローユニバースに入っているので今後他作品で関わっていくみたいです。
また、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」 で少し話が出てた部分とも繋がっていて、それが「キャプテン・アメリカ シビル・ウォー」に繋がっていくみたいですね。
アントマンがどう関わっていくか楽しみですね!
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