「劇場版 ソードアート・オンライン ―オーディナル・スケール―」感想―ファンの期待を裏切らない大傑作

劇場版 ソードアート・オンライン ―オーディナル・スケール―」について語る前に、最初に言わせてください。

アニメでも原作でもゲームでも少しでもソードアート・オンライン知ってるならすぐ行くべき。


  • 製作年:2016
  • 公開日:2017/2/18
  • 上映時間:119分
  • 監督:伊藤智彦
  • 声の出演:松岡禎丞、戸松遥、伊藤かな恵、竹達彩奈、日高里菜、高垣彩陽、沢城みゆき、平田広明、安元洋貴、山寺宏一、神田沙也加、井上芳雄、鹿賀丈史他
  • 概要:アスナはヒロインでヒーロー。

評価:10/10
オススメ:SAOを知る全ての人へ

冒頭で述べた通り、ソードアート・オンライン(以下SAO)ざっくりでいいんで知ってたら絶対楽しめるので、本当に観に行った方がいいです。

ちなみに冒頭で世界観をキリト(松岡禎丞)が簡単に説明してるので、主人公のキリトとアスナ(戸松遥)イチャイチャバカップルっていう前提さえ入れていけば初見の方も意外といけると思います(実際初見の方も評価は良好)。
彼女達はソードアート・オンライン内で婚約をしているので、だからこその二人の劇中での行動、なのですね。

※以下最初はTV版ネタバレ、その後本編のネタバレ(徐々に核心に迫っていきます)

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「GANTZ:O」感想―内容云々より大阪への愛を感じた

こんにちは。

今日は「GANTZ:O」を紹介します。


  • 製作年:2016
  • 公開日:2016/10/14
  • 上映時間:96分
  • 総監督:さとうけいいち
  • 監督:川村泰
  • 声の出演:小野大輔、M・A・O、郭智博、早見沙織、池田秀一、ケンドーコバヤシ、レイザーラモンHG、レイザーラモンRG、梶裕貴他
  • 概要:加藤勝(小野大輔)は地下鉄で通り魔事件に出逢い命を落とす。目覚めると黒い玉のある部屋にいた。そこで出会った東京チームと共に大阪に転送された加藤は星人とのサバイバルゲームに巻き込まれていく…

評価:9/10
オススメ:グロに多少耐性あれば躊躇う必要なし

実は私「GANTZ」原作知らなくて、しかも例の実写版も観てないんです。
(あれはトラウマ邦画量産機の渡辺雄介大先生が脚本と聞いただけで、ちょっと…)

ただこっちはドラマ・映画版「謎解きはディナーのあとで」や「ONE PIECE FILM GOLD」、オリジナルだと「僕のヤバい妻」も書いてる脚本家、黒岩勉氏ということ。
個人的には好きな脚本家の一人なんでハードルチョイあげで行きました。
まぁ、「僕のヤバい妻」は結構驚きもあってよかったのですが、「謎解きはディナーのあとで」や「ONE PIECE FILM GOLD」は割と細かいとこ飛ばしてノリと勢いだけでやってるので好き嫌いはある方ですけど。私は好きなんですけどね。

余談ですが、「僕のヤバい妻」は放送前和製ゴーン・ガールとか言われてましたけど、ゴーン・ガールと違って登場人物が揃いも揃ってクズしかいなかったですけどね(褒めてる

総監督は「TIGER&BUNNY」、映画「聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY」のさとうけいいち。
アニメは「大乱闘スマッシュブラザーズ」や「鉄拳」シリーズのCGを手がけてきたデジタル・フロンティアによるフル3DCGなのですが、アニメ絵重視の亜人や逆にリアルにこだわったファイナルファンタジーのフル3DCGと違って萌えとリアルが両立した圧倒的映像美が楽しめます。これだけで観る価値アリ。

 

※以下、ネタバレあり

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「ガルム・ウォーズ」感想-私達は試されている

今日は「ガルム・ウォーズ」の紹介です。

しかし、最初に断りを入れさせて頂きたいと思ってます。
私は常日頃言っている通り「面白そうな」映画しか観ない人です。
つまり、正直に告白しますと面白くなさそうな映画は最初から観ないということなのです。

もちろん、この映画不安もありました。
初めての押井守監督の作品だったのですが、実写化の度にボロカスだったので。
それでも私は希望を持って行ったわけですよ。ええ。


  • 原題:Garm Wars: The Last Druid
  • 製作年:2014
  • 公開日:2016/5/20
  • 上映時間:93分
  • 監督:押井守
  • 出演(吹替版):ランス・ヘンリクセン(壤晴彦)、ケヴィン・デュランド(星野貴紀)、メラニー・サンピエール(朴璐美)
  • 概要:解説不能

評価:2/10
オススメ:できません

本作は世界観を実現するためにわざわざカナダで制作された「洋画」です。
某「進撃の巨人」や「鋼の錬金術師」みたいに日本人をわざわざキャスティングしない精神だけは評価に値します。

…それだけです。

※以下、多分ネタバレ
※不快な表現が含まれている可能性があります

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「フィフス・ウェイブ」感想-映画界の加◯恵(フラット)と呼びたい

今日は「フィフス・ウェイブ」を紹介します。
(タイトルがおかしいのを気にしてはいけない)


  • 原題:THE 5TH WAVE
  • 製作年:2016
  • 公開日:2016/4/23
  • 上映時間:112分
  • 監督:J・ブレイクソン
  • 出演:クロエ・グレース・モレッツ、ニック・ロビンソン、ロン・リビングストン、マギー・シフ、アレックス・ロー、マリア・ベロ、マイカ・モンロー、リーヴ・シュレイバー
  • 概要:宇宙からの知的生命体「アザーズ」により減らされていく人類。生き残った女子高生のキャシー(クロエ・グレース・モレッツ)は離ればなれになってしまった弟を救うため弟のいる基地へと向かう…

評価:4/10
オススメ:全国のヒット・ガールファン

本作はクロエたんことクロエ・グレース・モレッツの10代最後の主演作が売りという、既にキャッチコピーおかしくないかって感じですよね。でも、クロエだから成り立つこのキャッチコピー。
それもそのはず、彼女は「キック・アス」のヒット・ガールとして男女問わず全国のロリコンを虜にした実績があるのです。
そんな彼女も二十歳になるわけですよ…時の流れは早い。

でも、この映画のいいところそれ以外特に何も無いといいますか、なんというか…

※以下、若干ネタバレあり

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「テラフォーマーズ」感想-映倫は死んだ

こんにちは。
今回は「テラフォーマーズ」の紹介。

最初に言いたいけど、私はこの映画大好きです。
色々理由はありますが、一番はこの映画かなりグロかったから。(※全年齢対象映画です


  • 製作年:2016
  • 公開日:2016/4/29
  • 上映時間:109分
  • 監督:三池崇史
  • 出演:伊藤英明、武井咲、山下智久、山田孝之、ケイン・コスギ、菊地凛子、加藤雅也、小池栄子、篠田麻里子、滝藤賢一、太田莉菜、福島リラ、小栗旬他
  • 概要:21世紀、人口爆発によって人類は火星にコケと”ある生物”送り込む火星移住計画を進めていた。それから500年。火星移住計画の最終段階として”ある生物”を駆除するため15人の日本人が送り込まれた…

評価:8/10
オススメ:アクションが好きな方

当たり外れがあまりにも激しすぎる事で有名な三池崇史監督最新作です。
前回の「極道大戦争」は傑作だっただろ!いい加減にしろ!

しかも主演にあの伝説のR15映画「悪の教典」で三池監督と手を組んだ伊藤英明が再度降臨。
脇にハリウッド映画にも出演している福島リラや菊地凛子、超個性派の小栗旬や山田孝之という豪華というかとにかくインパクトのデカい俳優を入れてきた印象です。
ここに武井咲と山Pが入り込むイメージがつかなかった…観る前は。安心してください、ちゃんと活躍してますよ!
それから超個人的に大好きな滝藤賢一先生が超変態クソ野郎を演じられております。64の予告編見すぎて早く本編で「早くやれウスノロ」って罵られるの待ってます(はぁと

脚本は劇団☆新感線をはじめアニメ「グレンラガン」や「キルラキル」、特撮「仮面ライダーフォーゼ」で有名な中島かずき。
彼のおかげかテンポもかなりよく、勢いのある作品になっています。
彼の作品のノリについていけるならこの作品もノレるはずです。
さらにナレーションにガンダムのシャア・アズナブルで有名な池田秀一がいるので、アニメファンの方々にもオススメですよ!

さて、テラフォーマーズと言えば、アニメ版では黒丸で残酷描写を覆い隠す表現で、大いに荒れました。
そんなアニメ版を観た人達も三池崇史監督と聞いて一度上がるテンション。
しかし、映倫から「テラフォーマーズはG(全年齢対象)」と聞いた瞬間のへし折られたテンション…すごくわかります。
でも待ってください。三池監督は前回の「悪の教典」でも、今までのR15とは比べ物にならないアウトぷりを披露しました。

そう、三池監督は私達を見捨てなかった。今回の映倫に対する挑戦は「悪の教典」を上回っています。というか、もはや映倫は殺されたのではないのだろうか。
映倫は死んだのだ。いくら呼んでも帰っては来ないんだ…そんな一作でした。

さすがに直接的すぎるものは無かったのですが、誤魔化し方がうますぎるのです。
あのグロ映画として早くも伝説になりつつある「アイアムアヒーロー」(後日感想公開予定)とも善戦できる気がします。
先に「アイアムアヒーロー」観たから間違いないです。
(この辺りは後述します)

この映画が「アイアムアヒーロー」と同じくテレビや新聞というマスメディア資本が入ってないから色々リミッター外しても良かったのかもしれません。あくまでも全年齢対象です。でも、
全然子供には観せられねーよ!!!
逆にマスコミ資本無しで、しかもこの内容でよくこれだけの俳優集めたな…なんか俳優のほうが断りそうな案件だもん。

※前説長くなりましたがここからネタバレ解説ゾーン

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