「バトルシップ」感想―チキンブリトーのダイマ

シフト制なお仕事してるおかげで、ゴールデンウィークって感覚とても薄い…
でもゴールデンウィーク企画って憧れますよね。え、憧れない?

今日は過去に観てきた作品の中でも大好きな「バトルシップ」を紹介。


  • 原題:Battleship
  • 製作年:2012
  • 公開日:2012/4/13
  • 上映時間:130分
  • 監督:ピーター・バーグ
  • 出演:テイラー・キッチュ、ブルックリン・デッカー、アレクサンダー・スカルスガルド、リアーナ、浅野忠信、リーアム・ニーソン他
  • 概要:チキン・ブリトー!

評価:0/10
オススメ:とりあえずドッカンドッカンが観たい人

※0点はバカ映画に贈られる評価で、個人的なお気に入り度は9点と同等かそれ以上です。

今でも屈指のバカ映画に数えられる本作は、本国アメリカでも酷評の嵐でしたが、日本ではバトルシッパーという愛称が出てくるほど信者が出てくるという謎の現象が。みんななんだかんだでクソ映画好きなのね。

冒頭がイマイチという方も多いですが、冒頭も冒頭で面白いんですよ。

それからアメリカや日本の艦隊が登場し、本当にそれだけでも艦隊好きな方々には興奮ものなのではないでしょうか。

※以下例によってネタバレ

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まず第一に主人公のアレックス(テイラー・キッチュ)が底抜けにバカで色々やらかすのが観てて楽しいのです。
冒頭からサマンサ(ブルックリン・デッカー)の気を引こうと、チキンブリトー入手の為に閉店した店に侵入して、それもやり方が全然スマートじゃないのが最高に笑えます。
よくその後付き合おうと思ったな。

RIMPAC(環太平洋合同演習)でのサッカーといい、式典の遅刻といいアレックスのバカっぷりを丁寧にやってるのがいいですよね。
だからこそ途中からの、こんな男が大活躍!?みたいな感じのワクワク感を与えてくれるのです。多分。

てか序盤に出てくるネタがドナルド・トランプとか北朝鮮とか今観るとタイムリーに危ないネタが転がってますね。

閑話休題。

上映時間30分で遂に空から飛行物体が。
そもそも宇宙人が侵略しに来た理由も、宇宙人がいそうな星に信号を送ったからっていうのもなかなかシンプルな萌えポイントですよね。
劇中でキャルが言ってる通り「宇宙人がみんな友好的だと思ったら大間違い」です。

でもココからがずっとクライマックスタイム。
エイリアンとの戦いがすごい勢いで展開されます。もうね、言うなればどっきどきーのわっくわくーです。

宿敵だったナガタと協力して敵艦を破壊したり、宇宙人の目をかいくぐったりと激しいアクションとスリルを楽しめます。

とりわけ、記念艦だったミズーリを使う!→でも操縦分からない\(^o^)/
からのおじいちゃん軍団(元乗組員の英雄達)登場は屈指の名シーンなのでそのくだりだけでも観るべき。

戦闘中に出てきた「戦艦が簡単に沈むか!」は名ゼリフですね。

ミズーリで敵のボスを倒したと思ったら戦艦に降り注ぐパンジャンドラムに戦闘機が颯爽と現われた時も泣きましたよね。最高。

なんか盛り上がりポイント羅列してるだけのような気がしますけど、この映画に細かい何かというのは存在しませんよ?

そんな頭の悪い脚本以外であえて難点をあげるなら、アレックス達がサッカーしてる時日本のユニフォームが赤色でコリアンサッカーじゃないか!と怒る日本人の方々が多数。
私は怒るまでいかなくても、やっぱサムライブルーじゃないと違和感ありますね。
しかも日本側が旭日旗掲げて応援してるものだから韓国の方々もこのシーンに不満爆発のようで。
どっちも不幸になっとるやないか!でもそこら辺の雑さ含めて嫌いじゃない。

そういえば、みんな大好きリーアム・ニーソンがアクション映画なのに全然アクションしてないという珍しい映画です。
でも存在感は十二分。総司令官にしてヒロイン・サマンサの父親という役ですからね。
劇中ではアレックスがなかなか、「娘さんをください」って言えない描写がありますけど、私は彼に娘さんを嫁に欲しいとは言えない。消されるぞ。

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