今日は「フィフス・ウェイブ」を紹介します。
(タイトルがおかしいのを気にしてはいけない)
- 原題:THE 5TH WAVE
- 製作年:2016
- 公開日:2016/4/23
- 上映時間:112分
- 監督:J・ブレイクソン
- 出演:クロエ・グレース・モレッツ、ニック・ロビンソン、ロン・リビングストン、マギー・シフ、アレックス・ロー、マリア・ベロ、マイカ・モンロー、リーヴ・シュレイバー
- 概要:宇宙からの知的生命体「アザーズ」により減らされていく人類。生き残った女子高生のキャシー(クロエ・グレース・モレッツ)は離ればなれになってしまった弟を救うため弟のいる基地へと向かう…
評価:4/10
オススメ:全国のヒット・ガールファン
本作はクロエたんことクロエ・グレース・モレッツの10代最後の主演作が売りという、既にキャッチコピーおかしくないかって感じですよね。でも、クロエだから成り立つこのキャッチコピー。
それもそのはず、彼女は「キック・アス」のヒット・ガールとして男女問わず全国のロリコンを虜にした実績があるのです。
そんな彼女も二十歳になるわけですよ…時の流れは早い。
でも、この映画のいいところそれ以外特に何も無いといいますか、なんというか…
※以下、若干ネタバレあり
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というか、クロエかわいいですね。
まずは宇宙から「アザーズ」と呼ばれる知的生命体が地球に侵略していきます。
アザーズは4つのWAVEを起こし人類を確実に滅亡に追い詰めていきます。
第1波「暗黒」
世界中のエネルギー供給が途絶え、地球は闇の世界になります。
第2波「崩壊」
巨大な地殻変動、そしてそれによる津波で街が沈みます。
ちなみに、本作わざわざ「※この映画は津波のシーンがあります」と丁寧に注意書きがされております。
第3波「感染」
謎の病気によるパンデミックで、ほとんどの人類が亡くなる。
第4波「侵略」
アザーズは人々に寄生し、生き残った人類を駆逐し始める…
というものです。そして、アザーズは第4波に続き第5波を仕掛けてくると言われています。
第5波は一体何なのか、キャシーは無事に弟と再会できるのか…そこら辺を期待して多分私達はこの映画を見始めるわけですね。
まぁ、あらすじに乗っていたから知っていましたが、第1波~第4波までの流れはさらっと流されます。
むしろ、個人的にはもっとざっくりかと思っていたので、ここら辺はよかったです。
クロエかわいいしね。
ここのアメリカ軍が車を運転してる時点で怪しいとか言われますけど、キャシーの台詞にもある通り、アメリカ軍ならそれぐらいやってて不自然ではないんですよね。
アメリカ人にとってはアメリカ軍は史上最強なのです、それの感覚がわからない日本人には理解し難いのかもしれませんが。
そこからはアレックス・ロー演じる謎のイケメンが現れます。キャシーはそんな彼に惹かれていきます。
実は彼はアザーズに寄生されているけど、キャシーの味方をするというキャラで彼なりに苦悩とかもあるっぽくて、かといって最後裏切るわけでも無い。
そんな立場曖昧の彼は水泳シーンがハイライトでした。
個人的な一番の見所はニック・ロビンソン演じるゾンビでしょうか。
そんな彼がメインヒーローなのか、はてまた違うのか…そこもよくわからないまま終わります。マジで。
この映画、先の展開は読めるけど、それなりにアクションあるし、でもハラハラしないし、かといって画的には生えてて見るに耐えないわけでもないのです。
まぁ、クロエはかわいいんですけどね。
この毒にも薬にもならない感じ…まさしく加藤恵では無いのかとというのを私は提言します。
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↑パッケージの彼女が加藤恵
TVアニメサイトの紹介にもありますが、メインヒロインでありながら影が薄く、感情に起伏がない(全く無いというわけではない←ここ大事)、フラグ立たない安心感等この映画にどこか通じる…気がします。ちなみに、彼女紹介やアニメEDでの名前も他のヒロインより下という謎の扱いです。メインヒロインなのに。
でも、そんな彼女の素晴らしさに気づくと、世界が広がるので、本作も良さに気づけばハマれるかも…しれません。
閑話休題。
この映画の評価は今までのどの映画よりも難しいですが、「渇き。」の真逆(インパクト皆無)って考えるとこの映画は永遠の平均点なのではないかという気がしてなりません。
おそらく続編が制作されるでしょうから、そこが本評価となりそうな気がします。
クロエがかわいいので見続けるしかないです。
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