「ガラスの花と壊す世界」感想-アニメ版エンジェルウォーズだった

こんにちは。

今日は「ガラスの花と壊す世界」の紹介です。
(2016/1/25 ほんの気持ち修正しました)


  • 製作年: 2015
  • 日本公開日:2016/1/9
  • 上映時間:67分
  • 監督:石浜真史
  • 声の出演:花守ゆみり、種田梨沙、佐倉綾音、茅野愛衣
  • 概要:電子世界でアンチウィルスの女の子2人がウィルスと戦ってたら知らない女の子がやってきてイチャイチャする話(適当)

評価:6/10(考えるな感じろ)
オススメ:声優好き(特に種田梨沙と佐倉綾音ファン)、萌イラスト好き(特にカントク先生のファン)、エンジェルウォーズ」が好きな同志

概要が既によくわからない。

最初に言っておきますが、ぶっちゃけこの映画評判よくないです。
魔法少女まどか☆マギカ等をアニメを普段見ない一般の方々に普及するために日々布教活動を行ってる私ですが、これは観なくても大丈夫です。
ぶっちゃけほとんどの人は観ても後悔しか残らないと思います。
でも、絶対に声を大にしてオススメしたい層が2つだけあります。

一つはアニメでストーリーではなく声優や所謂作画で選ぶ方々
もう一つはエンジェルウォーズが好きだった人です。
いや、マジでエンジェルウォーズの再来かと思って一人歓喜していた私がいます。
ただ、問題はエンジェルウォーズが好きだった人がそもそもいないことなんだけど・・・

にとり的注目ポイントは

  1. 美少女×圧倒的アクション
  2. +深読みできなくもないストーリー
  3. =(控えめに言っても)アニメ版エンジェルウォーズ

です。ますます意味がわからないですね!

以下詳しく解説します。

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1.美少女×圧倒的アクション

この作品について少し詳しく語りましょう。
まず監督の石浜真史とアニメ制作会社のA-1 Pictures、そして配給のポニー・キャニオンの並びはTVシリーズ「新世界より」のスタッフ再集結といった形です。
「新世界より」は「悪の教典」で有名になった貴志祐介原作のSF作品。案の定グロかったですが、しっかりしたストーリーと主人公を演じた種田梨沙さんが素晴らしかったです。
前置き長くなりましたが、そんなスタッフが作った劇場アニメが本作「ガラスの花と壊す世界」なのです。

まずはキャラクター原案にカントクさんが担当しているのですが、いつもどおりの可愛さです。世界が滅びるレベルで可愛いです。
これがクオリティを落とさずに動くんだから本当に凄いとしか言いようが無いです。
さらに本作はバトルシーンにも力が入っています。「新世界より」で見せた息を呑むような世界観も健在です!
そして極めつけが種田梨沙、佐倉綾音といった声優です。可愛い女の子に迫力のあるアクション、可愛い声までついて完璧じゃないですか。ぶっちゃけこれ以上何を求めるの。

2.+深読みできなくもないストーリー
いや、わかってますって。評価の悪い原因の120%は理解不能と言われるストーリーですね。
とにかくストーリーが意味不明と言われる一方、色々考察してる勇者の方々も多いですね。
まぁ、原因はわずか70分弱の本編に詰め込み過ぎなのと色々と語りすぎなさすぎて誰にも理解できなくなってしまってるところなんですけど。
リモとスミレの関係なんてそれらしいシーン出ててもわからないって!
実際は設定が細かく色々伏線も張られてはいるのですが・・・それじゃ観てる人気づかないよ!ってレベルです。
ぶっちゃけカントクのキャラ原案集目当てでパンフレット(なんと2,000円!でも、それ以上の価値はあります)買った方が理解できますよ。
パンフレットは逆に解説しまくりで、これだけ持ってれば映画観てなくても観た人より詳しくなれます。

3.=(控えめに言っても)アニメ版エンジェルウォーズ 
この作品観ててある作品を思い出した時妙な納得感を得たわけです。
それが、そう「エンジェルウォーズ」です。
(監督はザック・スナイダー。3月公開の最新作「バットマンvsスーパーマン」楽しみですね。)

エンジェルウォーズってなんぞやって方は↓参照
崇拝尊敬するヒナタカさんのレビュー。わかりやすいです。
B級アクション?いやいやA級だよ!「エンジェルウォーズ」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー
「GOSICK」や「私の男」で有名な作家・桜庭一樹先生もTSUTAYAで紹介してます。あなたは勇者か。
桜庭一樹がおすすめする「女二人の危うい絆を楽しむ」10本

桜庭一樹先生がレビューで

私と山田正紀さんしか褒めていないかもしれない(笑)。最近は人に薦めるのもやめていた…

とあるように、本作は超絶人に勧めにくい反面、何故かカルト的人気がある作品です。私も大好きです。
この作品ざっくり言うと精神病院ぬけ出すために美少女達が謎の敵と戦うっていうもので、
鑑賞者置いてけぼりの超展開と美少女バトルというこれなんてガラこわっていう作品なのです。

ヒナタカさんが同じく「エンジェルウォーズ」のレビューで

美女たちがばっさばっさ敵を倒すのを見てハァハァするのがこの映画の正しい観かただと思います。
正しい男の子向けムービーです。良識ある大人はどん引きレベルかもしれません。

と語ってますが、「ガラスの花と壊す世界」もそんな感じです。というか真理です。

逆に「ガラスの花と壊す世界」ハマった人は是非「エンジェルウォーズ」も観て欲しいです。
普段アニメしか見ない人達も安心してください、吹き替え版はスフィア(戸松遥、豊崎愛生、高垣彩陽、寿美菜子)4人と甲斐田裕子様です!

一つ言っておきますが、「エンジェルウォーズ」が好きで気になってる方はこの萌え萌えな画が嫌いな人は観ない方がいいかもですよ。

本当に「美少女が戦うin二次元」に興味がある方だけまずは観てみるのをおすすめします。結局自分でもおすすめしたいのかしたくないのかよくわからない。
ただひとつ確かなのは自分は好きだ!

気に入になった点
あ、そんなブヒブヒ鳴いて映画観てた私が唯一気になった点が。
それはキャラソンをガンガン入れてるところ。
売りたいのはわかるけど、去年の駄作「ストレイヤーズ・クロニクル」みたくとりあえず入れとけ感ががっかりでした。
Twitterで何度も言っているのですが、「海月姫」はただでさえアクの強いSEKAI NO OWARIの曲を自然な感じで入れてるのでマジで見習うべき。

以上、途中からエンジェルウォーズのレビュー化してきてますが気のせいです。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。

オススメ
マスティさんのガラこわ紹介記事が素晴らしかったので貼っておきます↓
映画「ガラスの花と壊す世界」を観ました(映画感想) : マスティの「アレが叫びたがってるんだ」

自分と同じくエンジェル・ウォーズっぽいと感じられたるうさんの感想↓
今更ですが『ガラスの花と壊す世界』っていうアニメ映画を観ました(ネタバレ有) – ぢごくのそこ

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