にとり映画賞2017(後編)

後編はいよいよ皆様お楽しみワースト映画とベスト映画、そして毎回クソ映画ばかり選ばれるにとり賞の発表です。
97本の映画の中から選ばれるのは…!?

なお、前編の様子はこちらから。
にとり映画賞2017(前編)

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ワースト映画部門

さて、みんなだいすきワースト映画発表の時間だよ!
でも今回はそんなにディスるような映画が少なくてそれはそれで辛かったよ!

10位 ドクター・ストレンジ
9位 GHOST IN THE SHELL
8位 映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ
7位 キング・アーサー
6位 鋼の錬金術師
5位 ザ・マミー
4位 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
3位 SING/シング
2位 劇場版 トリニティセブン
1位 あさひなぐ

正直6~10位は悩んだぐらい。いいところもいっぱいあるし。
酷かったという程じゃなくてもう一歩が欲しかったそんな作品。
でも「キング・アーサー」はずっとアクションしてるのに途中で眠くなってくる催眠映画であることは広めていきたい。
私一人だけかと思ったけどtwitterで同じこと言ってる人いたので、間違いない。

「SING/シング」はネズミのクズっぷりはtwitterで散々いいましたけど、根本的に主人公のコアラがどうしようもない人物?動物?でしたね。
「ザ・マミー」は多分トム・クルーズがいなかったらもう2つは(ワーストの)順位上がってた。これでもダーク・ユニバースというユニバース作品になるそうなのでこれからシリーズ始まるのかと思うと白目むき出しになりますね。
「トリニティセブン」はTVシリーズではエロ、バトル、音楽がよかったんだけど、前半ずっとエロ、後半ずっとバトルで構成もテンポも悪く、音楽は「お前ら好きなんだろ」ってぐらいガンガン流してきてウザい。これ、本当に期待してたのにな…
「あさひなぐ」、順当。以上。

次点
「きみの声をとどけたい」、「アトミック・ブロンド」、…どちらも期待してたけど若干ツボからズレてたなぁ。でもワーストにあげるほどでもないか。
他では不評な「ジョジョの奇妙な冒険」や「ひるね姫」は面白かったですよ。

ベスト映画部門

さて、こっちもこっちで突出したのがなくてちょっと弱りました。
でもベスト5はかなりいいの揃ってます。あくまでも個人的に、ですが。

 

20位 勝手にふるえてろ
19位 KUBO/クボ 二つの弦の秘密
18位 パワーレンジャー
17位 ローガン・ラッキー
16位 亜人
15位 ムーンライト
14位 ドリーム
13位 レゴバットマン ザ・ムービー
12位 君の膵臓をたべたい
11位 心が叫びたがってるんだ。

11位まではこんな感じ。
「勝手にふるえてろ」は評価激ムズでしたが、一応人には勧めたいという点でランキングに残した。
コメディとしては面白かったけど、なんというか観ててあまりにも痛々しすぎる(どっちかというと同族嫌悪)
「亜人」や「心が叫びたがってるんだ。」、そしてランキングには入らなかったが「銀魂」や「ジョジョの奇妙な冒険」と今年はやたら実写邦画のクオリティが高かった。
特に「心が叫びたがってるんだ。」は再現力の高さもさることながら、アニメでしか表現できないシーンを無理に再現やCGを使わず実写で違和感無いようにアレンジしてるのはあっぱれ。
そんなクオリティの中で「鋼の錬金術師」観たらそりゃワースト映画速攻行きますわ。あの冒頭のシーンはマジで心死んだ。

10位 トリガール!
冒頭のバスのシーンだけで最高だった。
あのテンプレ理系大学と土屋太鳳の可愛さと全てが最高級。
間宮祥太朗が酒飲みながらハルヒ読んでるのも意味不明だし(褒めてる)、
池田エライザなんて存在だけで全てが許されるし、
矢本悠馬はじめ理系学生共のテンプレ感がアニメじゃないのに全く違和感ないのすごい。
でもこの映画のせいで同じ監督の「あさひなぐ」のハードルが上がりすぎたのは事実。

9位 グレートウォール
この映画に中身はありません。(断言
万里の長城は怪物から中国を守るためというところから始まり、兵士の無駄過ぎる動き、スカイランタンに人を乗せて空を飛ぶという頭の悪い発想等ツッコミどころ満載。
そしてマット・デイモンの激しいアクションあり、ジン・ティエンのあまりにもの美しさ等上げたらキリがない素晴らしさ。

8位 ベイビー・ドライバー
ミュージカル映画…まではいきませんが、前編音楽に彩られたオシャレ映画。
そしてストーリーも切ないんですよね。
良作でした。

7位 ダンケルク
わざとストレスを与えられ続け、それが開放される瞬間…これは実際観ないとわからない。
画面の迫力や音の凄さが緊迫した状況を作り続けてる工夫もすごい。
やっぱノーランは毎回すごいのを用意してくる。

6位 劇場版 ソードアート・オンライン
毎年管理人のワースト映画常連になってるTVアニメの劇場版。
やっぱTVアニメでやってる分、そこでお気に入りのポイントや期待することがもちろん出てくるんだけどそういうのを尽く裏切った結果今年もワースト映画に入る作品も。
そんな中でTVアニメで膨らんだ期待やお気に入り部分を見事にカバーするどころかプラスワンもツーも入れてきたのが本作。
しかも俳優を使っておきながら違和感もあまりなく、神田沙也加に歌わせる話題性も忘れない。
そして後付け設定と思われるのに、違和感を完全に隠してきたことは本当に凄かった。
アニメ作品でありながらリアル企業のダイレクトマーケティングも逆に新鮮で好き。

5位 ラ・ラ・ランド
夢の詰まった映画。
散々言われてるけどオープニングが神すぎる。
あと最後のちょっとビターな終わり方も好き。

4位 トランスフォーマー 最後の騎士王
お前らが何と言おうが好き。
ぶっちゃけ「キング・アーサー」の1億倍面白かった。
前作は途中から苦痛だったけど、今回は中身ないハッピー映画復活です(褒めてる)。

3位 新感染 ファイナル・エクスプレス
「アイアムアヒーロー」からたった1年でゾンビ映画の傑作が再び。
ゾンビ映画としての面白さしかり、家族や人々の愛や絆をしっかり描いて感動もできる。
これ考えた人天才すぎじゃね?

2位 モアナと伝説の海
(ピクサー除く)ディズニーアニメでは「塔の上のラプンツェル」以来心の底から楽しめた。
いろいろ考えたけど、ラプンツェルと同じくヒロインの芯の強さがその作品としての良さを支えているんだと思う。
しかも「マッドマックス 怒りのデス・ロード」っぽいところとかあったり、字幕版だとロック様があったりアクション好きにもたまらない。
最近のディズニーの流行りのミュージカルも忘れない。
ディズニーアニメがここまで好きになれるなんて、モアナ最高です。

1位 gifted/ギフテッド
年の瀬にこの作品に出会えたことを感謝したい。
才能のある姪と普通の生活をおくらせたい叔父である主人公の二人がもうね…尊い。
そして優秀女優賞にも上げたオクタヴィア・スペンサー演じる隣人のオバサンのインパクト。

さんざん上半期で「グレートウォール」褒めてましたが、冷静に考えるとこの順位かな。冷静に考えて。
てか「三度目の殺人」も「彼女がその名を知らない鳥」も「散歩する侵略者」も観てますからね私。それでこのランキング。
「KUBO/クボ 二つの弦の秘密」と「勝手にふるえてろ」も実際凄かったのでベストランキング入りさせはしたものの、ぶっちゃけ本当の意味で良さを理解できなかったと思う。いわゆる合わなかったってやつ。
今年はいわゆる映画ファンの人達とかなり感性が外れて強烈な個性が出てしまってますね。
しかも上映館多いメジャー系ばかりっていうのも去年までとは大分様変わりしたような映画ランキングになりました。

そして去年の邦画ばかりだったのと打って変わって洋画が大半を占めた。
特にベスト10以上はアニメであるSAOを除けば「トリガール!」一作品だけ。
今年のベスト邦画「トリガール!」。おかしい。他の邦画超頑張れ。

次点
「銀魂」、「三度目の殺人」、「スイス・アーミー・マン」、「映画キラキラ☆プリキュアアラモード」、「ジャスティス・リーグ」

にとり賞

毎年誰も語ってくれない地味な映画か、批判だらけの映画の中から今年一番のお気に入りを選ぶ賞です。
過去には「テラフォーマーズ」、「僕は友達が少ない」、「バトルシップ」等…そうそうたるメンツです。でも好きだから仕方がない。

では、今年はこの作品です。

グレートウォール

もうこの映画しか考えつかなかった。
ツッコミオンパレードでとにかく今年一番頭の悪い映画でした。好き。
ちなみに直前まで「フィフィ・シェイズ・ダーカー」と悩んでました。

 

これにて終了…といきたいところですが、あと一つ賞ありまーす。
今年は特別賞をあげたい映画がありまーす!

特別賞

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・リミックス

いや、ベスト映画に入れとけよと思った諸兄、にとり賞の選考基準を思い出して欲しい。
2017年に日本で劇場公開された作品かつ劇場で2017年中に鑑賞した作品」。
2017年に日本で劇場公開された作品かつ劇場で2017年中に鑑賞した作品」。

お わ か り い た だ け た だ ろ う か

いやぁ、こんな楽しい映画を劇場で見逃したなんて悲しい。

今年は色んな映画を見逃して悔しい年でした。
その割には去年と本数変わらないとか言わない。

総評

最初から身も蓋もない言い方しますが、今年の映画にはガッカリだよ!これ!というベスト映画も少なく、逆に心の底から「あー、あ。あの映画酷かった」って言えるのも無い。

逆にその一方で今年は中身の無い楽しい映画が多かった。
これ以上管理人の知能指数下がる前にもう少し賢い映画もplz

2018年は

さて年始早々から「キングスマン ゴールデン・サークル」が公開されます。
冒頭からベスト映画ランキングが盛り上がるのでは。

2月には松坂桃李主演の「不能犯」。「ユリゴコロ」でも見事な怪演ぷりを魅せてくれた彼に期待。
そして洋画では「スリー・ビルボード」。予告編見てるとかなりグッと来そう。
そしてあの花やここさけを生み出した脚本家・岡田麿里が初監督を務める「さよならの朝に約束の花をかざろう」も。
テレビアニメでは岡田麿里脚本作品は色々事故ってるので逆の意味でも期待できるも…?

春には「ちはやふる ―結び―」、夏には「ジュラシック・ワールド 炎の王国」、冬には「ファンタスティック・ビースト」の続編が公開。
幸せで死んでしまうのだろうか私。

そして、今年はブログ全然更新できてなくてごめんなさい。
来年はまずは更新量を増やすところから努力したいと思います。

良いお年を。

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