こんにちは。
お久しぶりですね。というか毎度お久しぶりですね。
全く更新してないブログが1日50人は見に来る人がいることに感動しか無いです。
いつも更新遅くて申し訳ございません。
閑話休題。
今日はお待ちかねの「ラ・ラ・ランド」の紹介です。
- 原題:LA LA LAND
- 製作年:2016
- 公開日:2017/2/24
- 上映時間:128分
- 監督:デイミアン・チャゼル
- 出演:ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、カリー・ヘルナンデス、ジェシカ・ローゼンバーグ、ソノヤ・ミズノ、ローズマリー・デウィット、J・K・シモンズ、フィン・ウィットロック、ジョン・レジェンド他
- 概要:夢、恋、全てを彩る音楽と。そして切ない。
評価:10/10
オススメ:全ての大人達
「ムーンライト」と間違われてアカデミー賞作品賞受賞とか発表されたりもしましたね。
まだ観てない人いたら今からでも全然間に合うから行ったほうがいいよ!
本当に夢のようなひと時を過ごせます。(もちろん私みたいに一人でもね!)
※以下、ガッツリ結末に触れてます
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まぁとにかく予告編を見てくださいよ。
ね、面白そうでしょ?
その中でも冒頭に流れてくる「Another Day Of Sun」が100億点ものです。
ね?突然こんな音楽で始まったらノリノリになること請け合い。
私達を一気に「ラ・ラ・ランド」の世界に誘ってくれるわけです。
カメラワークとかもすごくて、ここでも記事になっています。
さて、本編はというと…
セバスチャン(ライアン・ゴズリング)は売れないピアニスト。彼の夢はジャズバーを作ることでした。
ミア(エマ・ストーン)は女優志望ですが、全然オーディションに通らない日々が続いていました。
セバスチャンとミアとの出会いは最悪でした。
渋滞の車の中でオーディションの練習をするミアでしたが、車が前に進んでいるのに気付かず後ろからクラクション鳴らされ中指を突き立てながら無理矢理追い抜いていくのがセバスチャンです。
実は「ナイスガイズ!」と連続で観てたので、ラッセル・クロウみたいに殴り飛ばしたかった。
後日ピアノの演奏に惹かれ入ったバーにいたのがピアノを演奏するセバスチャン。彼の演奏に感心するミアでしたが、バーのオーナーのビルにクビを通告されたセバスチャンは話しかけるミアを無視し出ていってしまいます。
後日たまたま訪れたパーティのプールサイドで演奏するセバスチャンを見つけ、二人の関係が始まっていくのです。
やがて二人は恋に落ち…
一気に距離が縮まっていく二人。
このあたりミアのことチョロインとか思ったの俺だけですか、そうですか。
正しくはこれが「恋に落ちる」ってやつなんでしょうね。非リア充だから実感沸かない。
互いの夢を語り合い、応援し合う二人でしたが転機が訪れます。
旧友でジャズ仲間のキース(ジョン・レジェンド!)のバンドに誘われるのです。
しかし、セバスチャンが好きな古き良き「純粋なジャズ」とはかけ離れた、流行のポップスタイルを取り入れたジャズだったのです。
そのライブを目にしたミアがどんどんライブのプッシュで流されていくのが今後の二人を表しているの本当辛い…
夢のジャズバーと二人の生活のために好きでもない音楽をやる。
しかし、そのバンドは大人気になり忙しくなっていくといよいよ二人の距離が遠ざかっていきます。(本当にあのライブのシーン通りなんですよ。他にもこういうメタファー的なシーンはいくつもあります)
ミアが「いつ終わるの」と聞くと「ライブが終わって曲作ってそれでまたライブやって…終わりはない」と。
このやりとりあたりから決定的に二人の距離は離れていきます。
あったかもしれない未来
そして二人に別れが来てしまい、5年後。
二人はお互いの夢を叶えてました。
ミアは有名な女優に、セバスチャンはジャズバーを開いていました。
そんなミアが夫と訪れたバーが、そのセバスチャンのバーでした。
しかし夫はセバスチャンじゃないよ、ポッと現れたモブ男だよ!
既に私、動揺してるのですが、このラスト10分が本当に凄い。
もしあの時二人が別れていなかったら…
あの鮮やかな日々は実際は無いわけですよ、てかミアは子供までおるんかい!
お互いの夢が叶ったのに…劇場を後にした時の気持ち…
でも冒頭から色々含めて思い返して、結局「素晴らしかった」という小学生みたいな感想に帰結するのがこの映画ですね。
でも誰かに伝えたいそんな気分にもなる作品です。
切ないのに明るい映画ですよね。冒頭の「Another Day Of Sun」が全て語ってますね。本当に「ラ・ラ・ランド」観てる間は夢のような時間でした。
過去の映画へのオマージュ
沢山あるらしいけど、知りません!
だって私、単に映画好きであって映画オタクじゃないから(真顔
このあたりは他の方の感想読んでください。私みたいなにわかは語ってはいけない。
唯一にして最大の不満点
そりゃもちろん、ファッキンテンポおじさんことJ・K・シモンズの出番があまりにも少なすぎること。
ほら、先程の1分40秒程の予告編で2度ほど出てるじゃないですか。
実はあれでほぼ出番終了なんです。割と真剣にショックでした。
それにしても、チャゼル監督は前作の「セッション」といい、夢のために主人公にあらゆるものを捨てさせますよね。
「セッション」なんて恋人どころか理性すら捨てさせてた気がしなくもないからまだ、本作は明るく終わりましたよね。ええ。
まだ監督32歳だぜ…一体何が彼を突き動かしているのだろうか。。。
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