「ずっと前から好きでした~告白実行委員会~」感想-最強胸キュン映画

こんにちは。
コナンやしんちゃんを皮切りにGW映画ラッシュが続いていますね。
今日はそんな中から「ずっと前から好きでした~告白実行委員会~」を紹介します。


  • 製作年:2016
  • 公開日:2016/4/23
  • 上映時間:64分
  • 監督:柳沢テツヤ
  • 声の出演:神谷浩史、戸松遥、梶裕貴、阿澄佳奈、鈴村健一、豊崎愛生、代永翼他
  • 概要:榎本夏樹(戸松遥)は幼馴染の瀬戸口優(神谷浩史)に片思い中。思い切って告白しようとするものの、素直になれなくて告白の「練習」と言ってごまかしてしまう。夏樹は「本番」を迎える事ができるのか…

評価:9/10
オススメ:中高生、あの頃の輝きが忘れられない方

原作は中高生中心に大人気のクリエイター集団・Honey Worksの楽曲達が元になっています。
彼らの音楽はキャッチーなメロディに「胸キュン青春系」と呼ばれる等身大の高校生を写したような歌詞、そして可愛いイラストの相乗効果が素晴らしいです。
動画再生数は累計1億回、コミケに出ようものなら長蛇の列(しかもその列だけ年齢層が尋常じゃなく若い)という人気っぷりです。

私は「アオハライド」なんかもそうなんですが、こういう「胸がキュン↑キュン↑(CV.松岡禎丞)」するような映画が大好きで定期的に観ないと死にます。(中の人の年齢に対するツッコミはご遠慮ください)

この映画少し面白くて、初回を観た人達(自分も含め)が超高評価で、Yahoo!映画を含めてほぼ満点状態で、Twitterの評価もかなりよかったです。
しかし、この評判を知った映画ファンやアニメファンのおじさん達が釣られて土曜の昼以降に鑑賞した結果、見事に死屍累々状態に。南無。
おかげ(?)でレビューサイトの評価点は普通に落ち着きましたがw

おじさん達が死んだ理由、この手の映画には自分達大人には一生手に入らない「青春の輝き」があるのです、そのまばゆさに心えぐられる人が多いとか…。まぁ、ぶっちゃけ観る前に身の丈知った方が幸せですよ(自分の事は棚に上げた)。

※以下ネタバレあり
※色々語っていますが、要は「最高だから、みんなも観ようぜ!」って意味です。ただし前述の通り心の老いた耐性のない人にはキツいです。

 

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ハニワの魅力

内容について触れる前にHoneyWorks(以下ハニワ)の魅力をもう少し。
やはり、ハニワの魅力を語る上で外せないのは音楽ですね。特に歌詞が、明るく前向きで若さが輝きがあって、自分が高校時代に見事に投げ捨てた全てがそこにあるんですよね(涙

そしてイラストは女の子は可愛く、男の子はイケメンなんですよね。 厳密に言うと女の子は男子ウケする女の子で、男の子は女子ウケする男の子なのです。 そう、それぞれの需要がわかってるイラストなのが魅力の一つなんです。 あるイラストレーターの方が言っていたのですが、こういう絵を描ける人は中々いないらしいです。

今回の原作部分になってる「告白実行委員会」はボカロを知ってる方なら聞いたことある方も多いのではないでしょうか。(この曲が世に出た当時、仮に高校生だったとしても留年してない限りは高校卒業してるという悲しい現実には目をつぶるべき)

ライバル登場

さて、内容についても少し。

冒頭で概要の通り、榎本夏樹(戸松遥)は瀬戸口優(神谷浩史)に告白しようとするものの告白の「練習」と言ってごまかしてしまします。 このままグダグダ仲の良いだけの幼馴染として過ぎていく…と、思ったら優のライバルが現れます。

そう、みんな大好き綾瀬恋雪きゅん(代永翼)です!

彼は音楽や漫画の趣味が合って元々話す間柄だった夏樹がずっと好きだったのですが、もちろん夏樹は優が好きなわけです。 このままではいつまでもアウトオブ眼中な恋雪。 そこで、恋雪は思い切って眼鏡をコンタクトに、髪もロングヘアだったのを短く切り、そうイメチェンするのです。
さすが恋雪きゅん、俺達に出来ないことを平然とやってのける!そこにry

恋雪は積極的に夏樹に接しようとし、そして、夏樹をデートに誘うのです…
そこから始まる夏樹、優、そして恋雪の関係…これ以上はハートが破裂しそうなので、気になる方は映画館に、どうぞ。

別の変化

恋雪は夏樹達にではなく、別の恋愛にも大きな影響を与えています。
それは望月蒼太(梶裕貴)です。 彼は妄想癖のある人間で、早坂あかり(阿澄佳奈)に片思い中ですが、ほぼ話した事すらありません。
しかし、変化しようとする恋雪を見て彼自身も勇気を出して、彼も変わっていくのです…

眩い青春映画

本当、この映画は眩しすぎて目が潰れそうになります。

個人的には最後の「おめでとう、好きだった人。」って言葉。切なすぎるやろ!
是非恋雪きゅんには絶対に幸せになって欲しい(号泣
でも、彼は一度変われた男なのだから、きっといい未来が待ってる…と信じてます。

あと、エンドロールが卑怯
スフィアがハニワの曲を歌うこと自体もそうなんですが、そうだよ!あの映像だよ!
あのさらっと、本当にさらっとやってしまうのどうなの?どうなの!?
しかも普通にニコ動に公式映像として出てるじゃん!!!

↓エンドロールほぼ(←大事)まんまの映像付き(破壊力凄まじい)

実は全然今まで語ってなかったのですが、一応スタート時点で付き合っている、厳密には友達以上恋人未満的カップルが一組いまして、それが芹沢春輝(鈴村健一)と合田美桜(豊崎愛生)です。
彼らはよく二人で一緒にいるのですが、本編を観てる限りではちゃんと告白してない様子で、前述の通り友達以上恋人未満状態にあるわけです。
本編では彼らが最終的にどうなるか、実は解決しない…と思われていたところに流れたエンドロールの映像ですよ!卑怯だよ!

 

さてと、長々語ってしまいましたが、ここまで純粋にド直球な映画なんて中々類を見ない(「たまこラブストーリー」ぐらい…?)、だからこそ素晴らしい映画になっています。
ハニワのファンなら文句無し、中高生にも安心して勧めれます。
時間も64分と短いので、特攻の方にもオススメです。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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