「ショート・ターム」感想-優しくなりたい

こんにちは。
以前自己紹介でも語っていた映画オフ会「映画について語ろう会」。
実はその中でシネマレコメンドというコーナーがあり、初参加ですが、図々しくも映画を勧めて頂きました。(3人目が私です)

それから何本か観た映画はあるのですが、ちゃんと感想を述べてなかったので、大変申し訳なかったです。
今さらではありますが、ブログ本格始動し始めたこの機会に紹介したいと思います。

今日はその中の1本「ショート・ターム」をご紹介します。


  • 原題:SHORT TERM 12
  • 製作年:2013
  • 公開日:2014/11/15
  • 上映時間:97分
  • 監督:デスティン・ダニエル・クレットン
  • 出演:ブリー・ラーソン、ジョン・ギャラガー・Jr.、ケイトリン・デヴァー、キース・スタンフィールド、ラミ・マレック他
  • 概要:10代の子供達を保護する「ショート・ターム12」で働くグレイス(ブリー・ラーソン)と同僚でボーイフレンドのメイソン(ジョン・ギャラガー・Jr.)の間に子供ができた。しかし、グレイスはメイソンに打ち明けることができずにいた…

評価:7/10
オススメ:心が荒んだ人

この作品もあまり言葉で表すのが難しいところですが、「観終わった後優しくなれる」映画だと思ってます。
この映画、勧めて頂いた直後に観て以来2回目なんですけど、本当に言葉にするのが難しい良さがあります。
それは多分今まで、そして今に至るまでに出会ったことのないジャンルだからだと思ってます。

※以下微妙にネタバレ

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この物語は展開はゆっくりなのですが、他のゆっくり展開する映画と違って冒頭に引き付ける工夫がされています。
新人のネイト(ラミ・マレック)がやってき、主人公であるグレイスやメイソンと挨拶や雑談をしているのですが、突然少年が逃げ出します。
わからないまま、グレイス達と一緒に追いかけるネイト…
ここで一気に興味をひかれるのと同時に「ショート・ターム12」 という保護施設がどういうものかを端的に見せつける事に成功しています。
ネイトは主人公ではないのですが、彼が少しづつ、施設、そして子供達をと馴染んで行く様子が描かれているので、どっちかというと彼に感情移入する方もいるかもしれませんね。
そして、最後に似たシーンを入れてくるのが、本当に上手いなぁ、って思うんです。

物語の主軸はグレイスが妊娠していることが分かるところから始まるのですが、メイソンには相談するでもなく中絶を選ぼうとします。
それは彼女には大きな闇を抱えているから、なのです。
しかし、子供達と触れ合う中で、グレイスも子供達も少しづつ変わっていく様子が描かれています。

「ショート・ターム12」では様々な傷を抱えた子供達がいて、
特に途中から入ってくるジェイデンがグレイスと互いに影響しあっていきます。
自傷していたジェイデンに対してグレイスは自分の「傷」を少しずつ見せていき、
また、ジェイデンの心も少しづつ変わっていきます。

ショート・タームの子供達もジェイデンも深い闇を抱えて生きてきているのですが、
それぞれが悩み、またお互いに支え合って進んでいく映画です。
作品自体で見ると、登場人物達の抱える闇に対して、どこかひだまりみたいな暖かさのある、そんな作品です。

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